車中泊で日本全国を旅しながら暮らす。
考えるだけでもワクワクしますが、長期間の旅となると避けて通れないのが毎日の食事です。
ホテル代を節約するために車中泊をしているのに、
朝はコンビニ。
昼はラーメン。
夜は居酒屋。
これを毎日続けていたら、思っている以上に食費がかかるのではないでしょうか。
かといって、せっかく全国を旅しているのに、
「節約のために毎日同じものを食べる」
というのも少し寂しいですよね。
北海道に行ったら海鮮を食べたい。
香川に行ったらうどんを食べたい。
名古屋なら味噌カツやひつまぶし。
九州ならラーメンや地鶏も楽しみたい。
私が目指しているのは、ただ安く旅をすることではありません。
生活費を抑えながら、その土地ならではの食事もしっかり楽しむ旅暮らしです。
そこで今回は、車中泊の食費を抑える7つの方法と、実際に旅暮らしをした場合の1か月の食費を考えてみます。
- 車中泊の食事で大切なのは「全部自炊」ではない
- ① スーパーを旅暮らしの「冷蔵庫」にする
- ② 道の駅で地元の食材を買う
- ③ 車中泊の自炊は「簡単な料理」にする
- ④ ご当地グルメにはお金を使う
- ⑤ コンビニは「便利さ」にお金を払う場所と考える
- ⑥ 車載冷蔵庫を活用する
- ⑦ 「何もしない食事」を用意しておく
- 7つの食費節約方法を比較
- 旅暮らしの食費は1か月いくら?
- ご当地グルメ予算を月1万円確保する
- 1か月5万円なら1日いくら使える?
- 外食だけなら1か月いくらになる?
- 私がやってみたい旅暮らしの食事ルーティン
- 食事を「観光」にしてみる
- 車内調理では安全とマナーを最優先に
- まとめ|節約しながら「日本を食べる旅」をしたい
- 食べること自体が旅になる。
- 次回予告|旅暮らしシリーズ 第13弾
車中泊の食事で大切なのは「全部自炊」ではない

最初に、私が旅暮らしでやりたくないことがあります。
それが、
「食費を節約するために、毎日頑張って自炊する」
ことです。
自宅ならキッチンがあります。
しかし車中泊では、
食材を出す
↓
調理する
↓
食べる
↓
食器を洗う
↓
片付ける
という作業を限られたスペースで行わなければなりません。
これを毎日続けるのは、想像以上に大変そうです。
そこで私が考えているのが、
「自炊+スーパー+外食」の組み合わせ
です。
普段の食事は安く抑える。
でも、その地域に来たら絶対に食べたいものにはお金を使う。
このメリハリが、長く旅を続けるコツではないかと思っています。
① スーパーを旅暮らしの「冷蔵庫」にする

旅暮らしで一番利用することになりそうなのがスーパーです。
自宅では冷蔵庫に数日分の食材をストックできます。
しかし車では積める量に限界があります。
そこで、
「スーパーを巨大な冷蔵庫だと思って使う」
という方法です。
その日に必要な分だけ購入する。
例えば朝食なら、
- パン
- バナナ
- ヨーグルト
- 牛乳
昼や夜なら、
- おにぎり
- 弁当
- 惣菜
- サラダ
- カット野菜
など。
すべてを一から料理しなくても、スーパーを上手に使えば比較的安く食事を用意できます。
そして個人的に楽しみなのが、地方のスーパー巡りです。
全国チェーンだけでなく、その地域で展開しているスーパーへ行けば、地元ならではの商品が並んでいることがあります。
観光地だけでは見えない、
「その地域で暮らしている人の食生活」
を知ることができる。
スーパーそのものが旅の目的地になりそうです。
② 道の駅で地元の食材を買う

前の記事でも紹介しましたが、旅暮らしと相性が良さそうなのが道の駅です。
道の駅によっては農産物直売所などがあり、地域で採れた野菜や果物などを購入できます。
例えば、
「今日は地元のトマトを買ってみよう」
「この地域の果物を朝食にしよう」
「見たことのない野菜だから食べてみよう」
こんな楽しみ方ができます。
スーパーだけではなく道の駅も利用することで、
自炊そのものが旅の体験になる
のではないでしょうか。
ただし、安いからと大量に買うのは禁物。
車では保存できる量が限られるため、食べ切れる量だけ買うことを意識したいですね。
③ 車中泊の自炊は「簡単な料理」にする

車中泊で自炊するといっても、私は本格的な料理を毎日作る必要はないと思っています。
例えば、
- ご飯+レトルトカレー
- うどん
- パスタ
- 鍋
- スープ
- ホットサンド
- インスタント食品+野菜
など。
「焼くだけ」「温めるだけ」「煮るだけ」
くらいで十分です。
重要なのは、料理の豪華さより、
後片付けが簡単なこと。
車旅では水を自由に使えない場所もあります。
大量の食器や調理器具を使う料理は、それだけ片付けも大変です。
旅暮らしでは「作りやすさ」だけでなく、
洗いやすさまで含めてメニューを考える
ことが大切になりそうです。
④ ご当地グルメにはお金を使う

ここは私が一番大切にしたいポイントです。
旅暮らしだからといって、
何でも節約すればいいわけではありません。
せっかく北海道まで行ったのに海鮮を食べない。
香川へ行ったのにうどんを食べない。
その土地ならではの料理があるのに、
「外食は高いから」
という理由ですべて我慢する。
これでは何のために旅をしているのか分からなくなってしまいます。
私なら、
普段の食事を節約して、ご当地グルメにはお金を使う
というルールにしたいです。
例えば朝食を300円程度。
昼食をスーパーなどで500円程度。
そして夜は、その土地で食べたい料理に1,500〜2,000円使う。
毎日ではなくても、数日に1回こうした日を作る。
「節約する日」と「旅を楽しむ日」を分ける。
これなら予算を管理しながら日本全国の食文化も楽しめそうです。
⑤ コンビニは「便利さ」にお金を払う場所と考える

車旅ではコンビニを利用する機会も多いでしょう。
24時間営業の店舗もあり、移動中に食事や飲み物を購入できるのは非常に便利です。
しかし毎食コンビニにすると、意外とお金がかかります。
例えば、
おにぎり2個
+サラダ
+飲み物
+ちょっとしたデザート
と買っていけば、1食でもそれなりの金額になります。
これを1日3回、30日続けると大きな支出です。
だから私は、
コンビニ=安く食事をする場所
ではなく、
時間と便利さを買う場所
と考えたいです。
移動が長くなった日。
スーパーが閉まってしまった日。
早朝に出発する日。
そんなときに使う。
便利だからこそ、上手に付き合いたいですね。
⑥ 車載冷蔵庫を活用する

長期の旅暮らしをするなら、個人的に導入を検討したいのが車載冷蔵庫です。
冷蔵保存できれば、
- 飲み物
- ヨーグルト
- チーズ
- 野菜
- 肉や魚
- 作り置きした食品
など、食事の選択肢を広げられます。
特に夏場は食材管理が重要です。
ただし冷蔵庫を載せれば終わりではありません。
電源をどう確保するのか。
どこに設置するのか。
容量はどのくらい必要なのか。
車内スペースとのバランスも考える必要があります。
冷蔵庫+ポータブル電源
は、長期の旅暮らしでは重要な装備になりそうです。
⑦ 「何もしない食事」を用意しておく

長期の旅では、毎日元気とは限りません。
500km近く移動した日。
一日中観光した日。
雨の中を運転した日。
そんな日に、
「さあ、これから料理をしよう!」
とはならないでしょう。
そこで用意しておきたいのが、
調理しなくても食べられる非常食
です。
例えば、
- 缶詰
- レトルト食品
- パックご飯
- シリアル
- ナッツ
- 栄養補助食品
など。
「今日はもう何もしたくない」
という日に食べられるものを用意しておけば、無理に外食やコンビニへ行かなくても済みます。
長く旅を続けるなら、頑張らなくても生活できる仕組みを作っておくことも大切だと思います。
7つの食費節約方法を比較

こうして比較すると、やはり一つの方法だけで生活するより、
スーパー+簡単な自炊を基本に、ご当地グルメを楽しむ
というスタイルが私には合いそうです。
旅暮らしの食費は1か月いくら?

ここからが今回、一番気になるところです。
実際に車中泊で1か月旅をするとしたら、食費はいくら必要なのでしょうか。
私なりにシミュレーションしてみます。
まず、基本となる1日の食費を、
朝:300円
昼:600円
夜:800円
とします。
合計すると、1日1,700円
です。
30日なら、
1,700円 × 30日=51,000円
になります。
ただし、これではせっかく旅をしているのに、ご当地グルメをあまり楽しめません。
そこで別枠を作ります。
ご当地グルメ予算を月1万円確保する
例えば、月に5回、
1回2,000円
程度のご当地グルメを楽しむとします。
2,000円 × 5回=10,000円
先ほどの食費と合わせると、
51,000円+10,000円=61,000円
となります。
ただし、ご当地グルメを食べた日の通常の食事代と一部重複するため、実際には単純に6万1,000円追加というわけではありません。
そこで私なら、
月5万円前後を最初の目標にする
と思います。
1か月5万円なら1日いくら使える?
50,000円 ÷ 30日=約1,667円/日
こう考えると、決して余裕がある金額ではありません。
だからこそ、
毎日同じ金額を使う必要はない
と思っています。
例えば、
節約する日
朝:200円
昼:400円
夜:600円
合計1,200円
ご当地グルメを楽しむ日
朝:300円
昼:700円
夜:2,000円
合計3,000円
このようにメリハリをつけます。
5日間節約して、
1日は好きなものを食べる。
そんな旅も楽しそうです。
外食だけなら1か月いくらになる?

比較のため、毎日3食外食するケースも考えてみます。
仮に、
朝:600円
昼:1,000円
夜:1,500円
とすると、
1日3,100円
30日なら、
93,000円
です。
もちろん店や地域によって大きく変わりますが、自炊やスーパーを組み合わせる場合との差はかなり大きくなります。
年間で考えれば、さらに大きな差になります。
長期の旅暮らしでは、食事方法が生活費全体を左右する重要なポイントになりそうです。
私がやってみたい旅暮らしの食事ルーティン
実際に旅暮らしを始めたら、こんな生活を試してみたいです。
朝
コーヒー、パン、バナナ、ヨーグルトなど簡単なもの。
↓
昼
移動中ならスーパーのお弁当や道の駅。
↓
夕方
スーパーへ行って、その日の食材を購入。
↓
夜
簡単な自炊。
そして2〜3日に1回くらいは、
その土地のご当地グルメを食べる。
毎日豪華な食事をする必要はありません。
むしろ普段は質素だからこそ、
「今日は地元の名物を食べよう!」
という日が楽しみになる気がします。
食事を「観光」にしてみる

有名な観光地へ行くだけが旅ではありません。
地元のスーパーへ行く。
道の駅へ行く。
市場へ行く。
地元の人が通う食堂へ行く。
その土地で作られた野菜を買う。
これもすべて旅だと思います。
特に日本全国を長期間かけて旅するなら、有名観光地を急いで回るより、
その地域で暮らしているように過ごす。
私はそんな旅をしてみたいです。
スーパーで、
「この魚、地元では普通に売っているんだ」
「この調味料、初めて見た」
という発見をする。
それこそ「旅しながら暮らす」面白さではないでしょうか。
車内調理では安全とマナーを最優先に

車中泊で自炊するときは、節約よりも大切なことがあります。
安全です。
火気を使う場合は、使用する器具の説明書や施設のルールを確認する必要があります。
密閉した車内で燃焼器具を使えば、一酸化炭素中毒や火災など重大な事故につながる危険があります。
また、道の駅や一般の駐車場だからといって、自由に屋外調理をしてよいわけではありません。
キャンプ行為や火気使用を禁止している場所もあります。
そのため私は、
「どこでも自炊する」のではなく、自炊できる場所で自炊する
ことを基本にしたいと思っています。
キャンプ場など適切な場所を利用する。
それ以外の日はスーパーや飲食店を活用する。
旅暮らしを長く続けるためにも、地域や施設のルールを守ることが大切ですね。
まとめ|節約しながら「日本を食べる旅」をしたい

車中泊の食事について考えてみると、毎日頑張って自炊する必要はなさそうです。
私が考えている基本スタイルは、
スーパー+簡単な自炊+ご当地グルメ。
普段の食費を抑える。
その代わり、
「ここでしか食べられないもの」にはお金を使う。
そして、月の食費はまず5万円前後を一つの目安として実際に試してみたいと思います。
全国のスーパーを巡り、
道の駅で地元の野菜を買い、
時には地元の食堂へ入り、
その土地の名物を食べる。
そう考えると、食事は単なる生活費ではありません。
食べること自体が旅になる。
47都道府県それぞれの食文化を楽しみながら暮らす。
これも、私が「旅を暮らしにしたい」と思う大きな理由の一つです。
次回予告|旅暮らしシリーズ 第13弾
「車中泊のトイレはどうする?旅暮らしで困らないトイレ対策7選」

お風呂、洗濯、食事。
ここまで旅暮らしの「生活」を考えてきました。
そして次に避けて通れないのが、
トイレ問題です。
次回は、
- 道の駅のトイレ
- SA・PA
- コンビニを利用するときのマナー
- RVパーク・キャンプ場
- 公衆トイレ
- 夜中のトイレ問題
- ポータブルトイレは必要なのか?
など、長期の車中泊で気になるトイレ事情を考えます。
さらに、
「車にポータブルトイレを積むべきか?」
についても、メリット・デメリットを比較します。
旅先でも安心して眠れる環境をどう作るのか。
次回「車中泊のトイレ問題編」へ続きます。

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