車で日本全国を旅しながら暮らしてみたい。
そんな生活を想像すると、
「今日はどこへ行こう?」
「どこの温泉に入ろう?」
「何を食べよう?」
と楽しいことばかり考えてしまいます。
しかし、実際に長期間の車中泊をするなら、絶対に避けて通れない問題があります。
それが、
トイレです。
旅行中なら、それほど気にならないかもしれません。
でも、これが毎日の「暮らし」になったら話は別。
特に心配なのが夜中のトイレです。
寝る前にトイレへ行ったのに、午前3時に目が覚めてしまった。
外は大雨。
気温は5℃。
トイレまでは100m。
……これは結構つらそうです。
そこで今回は、私が実際に旅暮らしを始めるならどうするのかを考えながら、車中泊で使える7つのトイレ対策をまとめてみます。
車中泊のトイレ問題は「寝る場所選び」でほぼ決まる

最初に結論から言うと、私は車中泊のトイレ問題で一番大切なのは、
トイレが使える場所で寝ること
だと思っています。
当たり前のようですが、長期間の旅ではかなり重要です。
昼間なら、移動中にコンビニや商業施設などを探すこともできます。
しかし夜中はそうはいきません。
だから車中泊場所を探すときは、
「景色がきれい」
「静かそう」
だけではなく、
「夜中でも利用できるトイレがあるか?」
まで確認したいところです。
私なら多少条件が悪くても、安心してトイレを利用できる場所を優先します。
ぐっすり眠れることのほうが大切です。
① 道の駅のトイレを活用する

車旅で利用する機会が多くなりそうなのが道の駅です。
休憩だけでなく、
- トイレ
- 観光情報
- 地元グルメ
- お土産
- 農産物直売所
など、旅に便利な施設が集まっています。
ただし、ここで気をつけたいことがあります。
道の駅は原則として休憩施設であり、宿泊施設ではありません。
仮眠のために休憩することと、キャンプ場のように長時間滞在することは同じではありません。
椅子やテーブルを広げる。
車外で調理する。
連泊する。
大量のゴミを捨てる。
こうした行為は避けたいところです。
私も道の駅を利用するなら、
「使わせてもらっている」という気持ちを忘れない
ようにしたいと思っています。
② SA・PAのトイレを利用する

高速道路を長距離移動するときに心強いのが、**サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)**です。
長時間運転して、
「ちょっと眠いな」
と思ったら無理をせず休憩する。
そのときにトイレも済ませる。
特に長距離移動では、
「トイレに行きたくなってから探す」のではなく、休憩のたびに行く
くらいが良さそうです。
40代以降になると、若いころのように無理をする旅より、疲れる前に休む旅のほうが長く続けられる気がします。
トイレ休憩も含めて、2時間程度を目安に一度休むくらいの余裕を持ったスケジュールにしたいですね。
③ コンビニのトイレは「借りる」という意識を持つ

日本を車で旅していると、コンビニの存在は本当にありがたいと思います。
ただし、トイレについては店舗によって利用条件が異なります。
そのため、
「コンビニなら必ずトイレを使える」
と思い込まないことが大切です。
利用できる場合でも、私はできれば飲み物や食べ物などを購入したいと思っています。
もちろん、
「トイレを借りたら必ず買わなければいけない」
という意味ではありません。
でも旅をしている側として、
場所や設備を利用させてもらっている
という感覚は持っておきたいですね。
④ RVパーク・キャンプ場を利用する

長期間の旅暮らしなら、個人的にはここがかなり重要になると思っています。
RVパークやキャンプ場です。
施設によって設備は違いますが、トイレだけでなく、
- 電源
- 水道
- シャワー・入浴設備
- ゴミ処理
- 洗濯設備
などを利用できる場所もあります。
毎日無料の場所を探すより、
数日に一度はお金を払って「生活を整える日」を作る。
私はこのスタイルにしたいです。
例えば、
昼にコインランドリー
↓
スーパーで買い物
↓
温泉
↓
RVパークへ移動
↓
ゆっくり車中泊
こんな一日です。
観光をしない日があってもいい。
むしろ長期間旅をするなら、こういう日が必要だと思います。
⑤ 公衆トイレを利用する

公園や観光地などに公衆トイレが設置されていることもあります。
移動中には非常にありがたい存在です。
ただし、
- 夜間閉鎖
- 冬季閉鎖
- 利用時間
- 駐車場の閉鎖時間
などが設定されている場所もあります。
Googleマップなどでトイレが表示されても、
「24時間使える」とは限りません。
特に夜の車中泊場所として考えるなら、事前確認は必須ですね。
私は旅先で、
「トイレがあるから大丈夫」
ではなく、
「夜中でも使えるのか?」
まで確認する習慣をつけたいと思っています。
⑥ 夜中のトイレ問題に備える

私が車中泊で一番気になるのがこれです。
昼間は何とかなります。
問題は夜中。
しかも、
大雨。
真冬。
強風。
そんな日に限ってトイレへ行きたくなるかもしれません。
そこで寝る前には、
必ずトイレへ行く。
これは習慣にしたいですね。
さらに、
- トイレまでの場所を確認
- 靴をすぐ履ける場所に置く
- ライトを手元に置く
- 傘を取り出しやすくする
- スマートフォンを持つ
といった準備もしておく。
夜中に目が覚めてから、
「あれ?ライトどこだ?」
と探すのは大変です。
寝る前の1分の準備が、夜中の安心につながる。
旅暮らしではこういう小さな工夫が重要になりそうです。
⑦ ポータブルトイレを「非常用」として積む

そして最後が、
ポータブルトイレ
です。
正直なところ、私はできれば車内でトイレを使いたくありません。
ニオイ。
掃除。
処理。
収納場所。
いろいろ考えると、普段は施設のトイレを利用したいです。
それでも長期間日本全国を旅するなら、
非常用として持っておくのはアリ
だと思っています。
例えば、
大雨で外へ出られない。
体調が悪い。
近くのトイレが突然使用できなくなった。
災害や道路事情で移動できない。
そんな状況です。
普段は使わない。
でも、
「最悪の場合はこれがある」
と思えるだけでも安心感はかなり違うのではないでしょうか。
7つのトイレ対策を比較

※利用可能時間・設備・ルールなどは施設によって異なります。
こうして比較してみると、私は、
普段は施設のトイレ+非常用にポータブルトイレ
という組み合わせが現実的だと思っています。
ポータブルトイレは本当に必要?
ここは悩むところです。
特に軽バンの場合、車内スペースは限られています。
トイレを積めば、その分ほかの荷物を置けなくなります。
さらに使用後の処理も必要です。
だから、
「車中泊するなら絶対必要」
とは思いません。
都市部を中心に移動する旅なら、必要性は低いかもしれません。
一方で、
北海道などを長距離移動する。
山間部へ行く。
冬に旅をする。
災害への備えも兼ねたい。
そんな旅なら持っている安心感は大きそうです。
私なら最初から大型のものを積むのではなく、まずは非常時に対応できる簡易トイレを準備して旅を始めると思います。
そして実際に旅をして、
「やっぱり必要だな」
と感じたらポータブルトイレを検討します。
旅の装備は、最初から完璧にそろえる必要はありません。
トイレ用品として車に積んでおきたいもの

トイレそのものだけではなく、周辺用品も重要です。
私なら、
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 手指衛生用品
- ゴミ袋
- 消臭用品
- 懐中電灯・ヘッドライト
- 簡易トイレ
あたりは常備したいと思っています。
特にトイレットペーパーは、施設側で一時的に切れている可能性もあります。
それほど場所を取らないので、車に1ロールあるだけでも安心です。
トイレの場所は早めに探す

車旅でやってはいけないと思うのが、
限界になってからトイレを探すこと。
「まだ大丈夫。」
「次のコンビニでいいか。」
と思って走っていたら、次のコンビニまで30分。
しかもトイレが利用できない。
これは焦ります。
そこで私は、
トイレは行けるときに行く
を基本ルールにしたいです。
ガソリンをギリギリまで入れないのと同じ。
トイレも余裕があるうちに済ませる。
長期の旅ほど、この「余裕」が大切だと思います。
車中泊場所を決めるときのチェックポイント

私なら、その日の寝る場所を決めるとき、次の順番で確認します。
① トイレがあるか
↓
② 夜間も利用できるか
↓
③ 安心して休める場所か
↓
④ 入浴施設が近くにあるか
↓
⑤ スーパー・コンビニが近いか
景色はそのあとでもいいと思っています。
もちろん、
「海の目の前で寝たい!」
「満天の星空を見たい!」
という日もあるでしょう。
でも毎日それを求めなくてもいい。
旅を続けるには、
絶景より安心して眠れることが大切な日もある。
これも「旅行」と「旅暮らし」の違いなのかもしれません。
トイレ問題も「生活」として考える
数日の旅行なら、多少不便でも楽しめます。
でも半年、一年と旅をするなら、
毎日の小さなストレスを減らすこと
が重要になってくると思います。
トイレ。
お風呂。
洗濯。
食事。
ゴミ。
こうして記事を書いていると、旅暮らしとは、
「毎日観光する生活」
ではないことが分かってきます。
場所を変えながら普通に暮らす。
その途中に観光や絶景、ご当地グルメがある。
私はそんな旅をしてみたいです。
まとめ|トイレの安心感が旅の自由度を上げる

車中泊のトイレについて考えてみましたが、私の基本スタイルは、
「施設のトイレを利用し、非常用の備えも持つ」
になりそうです。
道の駅やSA・PA、RVパーク、キャンプ場などを上手に利用する。
夜中でもトイレを使えるか確認してから寝る。
そして万が一に備えて簡易トイレを車に積んでおく。
これだけでも安心感はかなり違うと思います。
旅暮らしでは、
「困ってから考える」のではなく、「困らないように準備する」。
これが大切ですね。
お風呂も何とかなる。
洗濯も何とかなる。
食事も何とかなる。
そしてトイレも何とかなりそう。
一つずつ問題を解決していくと、
「日本全国を旅しながら暮らす」
という目標が、少しずつ現実的な生活に見えてきました。
次回予告|旅暮らしシリーズ 第14弾

「車中泊のゴミはどうする?旅暮らしで困らないゴミ処理方法7選」
次に気になるのが、長期の車旅で必ず発生するゴミ問題です。
コンビニで買った弁当。
スーパーの食品トレー。
ペットボトル。
自炊で出た生ゴミ。
数日の旅行なら少量でも、毎日生活すればゴミは確実に増えていきます。
次回は、
「旅先で出たゴミをどう処理するのか?」
を考えます。
道の駅のゴミ箱へ家庭ゴミを持ち込んでもいいのか?
RVパークやキャンプ場では処分できるのか?
生ゴミのニオイ対策は?
車内にゴミをためないためには?
そして私が考える、
「旅暮らしのゴミをできるだけ増やさない方法」
までまとめます。
旅する側が地域に迷惑をかけないためにも、避けて通れないテーマです。
次回「車中泊のゴミ問題編」へ続きます。

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